特定の状況下では、mmhmm プレゼンテーションのスライドがぼやけて表示されたり、まったく表示されない場合があります。この問題が発生する理由と、スライドを可能な限り最高の解像度で表示する方法について説明します。
ぼやけたスライドの例
小さい文字や、詳細を見て欲しい内容を含むスライドを共有したい方に役立ちます。以下の例は、Zoom 会議で共有された mmhmm スライドのスクリーンショットを示しています。
| ぼやけてしまったコンテンツの例： |
| はっきり見えているコンテンツの例： |
スライドがぼやけて見える場合は、できるだけはっきりした状態でスライドを表示できるよう以下の手順に従ってください。
スライドがぼやける原因
ビデオ会議アプリでは、参加者のネットワーク帯域幅に基づき、会議が最適な状態で行えるよう調整を行っています。参加者のネットワーク帯域幅が狭くなったり、接続が不安定になったことを検知した場合、会議をスムーズに継続することを優先するため、映像の解像度が低くなります。
話をしているチームメイトの映像が若干悪くなっても、話している内容は聞きとることができるのですが、mmhmm をお使いの場合、スライドコンテンツを送信しているため、帯域幅を節約するために画質が落ちると、スライドが読めなくなってしまいます。
背景のぼかしやバーチャル背景をオフにする
一部のビデオ会議プラットフォームでは、背景ぼかし機能やバーチャル背景機能が提供されています。これらの機能がオンになっていると、mmhmm スライドが背景として認識され、ぼやけてしまいます。
- Zoom を開いてミーティングを開始するか、ミーティングに参加します。
- 下部のツールバーで、「動画を停止」の横にある「^」（上向き矢印）アイコンをクリックします。
- 「背景をぼかす」が選択されている場合は、クリックして選択を解除します。
これにより、背景のぼかしが無効になり、mmhmm のスライドと背景が表示されるようになります。
Zoom でバーチャル背景を適用している場合、視聴者は mmhmm スライドを見ることができません。Zoom でバーチャル背景をオフにするには：
- Zoom を開いてミーティングを開始するか、ミーティングに参加します。
- 下部のツールバーで、「動画を停止」の横にある「^」（上向き矢印）アイコンをクリックし、「バーチャル背景を選択」を選択します。
- 表示されるウィンドウで、「なし」を選択します。
これにより、バーチャル背景が無効になり、mmhmm スライドと背景が表示されるようになります。
- Google Meet を開いてミーティングを開始するか、ミーティングに参加します。
-
下部のツールバーで、「その他」 アイコン 「⋮」 をクリックし、「視覚効果を適用」を選択します。
-
「エフェクト」サイドバーで、「エフェクトなし」オプションを選択します。
これにより、背景のぼかしやその他の背景効果が無効になり、mmhmm スライドとステージが表示されるようになります。
- Microsoft Teams を開いてミーティングを開始するか、ミーティングに参加します。
-
上部ツールバーの 「その他」オプションをクリックし、「背景効果」を選択します。
-
背景設定サイドバーで、「効果なし」オプションを選択し、「適用」をクリックします。
これにより、背景のぼかしやその他の背景効果が無効になり、mmhmm スライドと背景がフル解像度で表示されるようになります。
macOS のポートレートモードをオフにする
ビデオ会議アプリで背景のぼかしをオフにしても、macOS で背景がぼやけている場合は、macOS のポートレートモードが有効になっている可能性があります。これが有効になっている場合、mmhmm を含むすべてのビデオ会議ツールに背景のぼかしが適用されます。ポートレートモードをオフにするには：
- Mac で mmhmm Studioを開きます。
- Mac のメニューバーで、「コントロール センター」アイコンをクリックします。
-
「エフェクト」をクリックし、「ポートレート」の選択を解除します。
これにより、背景のぼかしが無効になり、mmhmm スライドと背景がフル解像度で表示されるようになります。
ブロードキャストウィンドウを使う
プレゼンターが画面の共有を開始すると、ビデオ会議プラットフォームは画面を最も高い解像度で表示しようとします。mmhmm Studio を使用している場合は、アプリを「ブロードキャスト」ウィンドウとして共有できます。
- デバイスで mmhmm Studio を開きます。
- メニューバーで、「ウィンドウ」>「ブロードキャスト」の順に移動します。この操作により、mmhmm ステージのみが表示されたウィンドウが開きます。
- 「ブロードキャスト」ウィンドウをデスクトップ上でできるだけ大きく表示してください。タイトルバーをダブルクリックすれば、フルスクリーンにすることなく、ウィンドウを最大化できます。
- ビデオ会議ツールで画面を共有します。
- Zoom では、画面下部のツールバーにある「画面を共有」ボタンをクリックします。
- Google Meet では、画面下部のツールバーにある「画面を共有」をクリックします。
- Microsoft Teams では、画面上部のツールバーにある「共有」 ボタンをクリックします。
- 利用可能な画面とウィンドウのオプションから、「mmhmm - Broadcast」 ウィンドウを選択します。
これにより、視聴者の画面が自動的にスピーカービューで表示され、スムーズで見やすいプレゼンテーションのために最大限の帯域幅を確保できます。
その他のヒント
- mmhmm で他のアプリケーションをスライドとして共有している場合、アプリケーションのウィンドウをデスクトップでできるだけ大きく開くようにしてください。ただしフルスクリーンにしたり、別のデスクトップで開いてはいけません。
- 16:9 のアスペクト比であれば 1920 x 1080 ピクセル、1:1 であれば 2000 x 2000 ピクセルのスライドの利用を推奨します。
画質は常にご利用のインターネットプロバイダーで利用可能な帯域幅によって決まりますが、このページの手順に従うことで、スライドがぼやける可能性が軽減されます。
ご質問に対する回答が見つかりませんか？技術的な問題がある場合、また、このマニュアルに追加したい内容の提案がある場合は、サポートリクエストを送信するか、help@mmhmm.app までメールでお問い合わせください。